MLインフルエンザ前線データーベースのFAQ

【質問】
当院でもインフルエンザの迅速診断キットで診断を行っております。いずれのメーリングリストにも参加していませんが、このMLインフルエンザ前線データーベースに症例を登録する事はできますか。

【答え】
当データーベースの構築にご協力を頂けると聞いて嬉しく思っております。ただ今年のプロジェクトでは、小児科医が多く参加するメーリングリスト(以下 ML)である Ped-ft, JPMLC などに参加している医師からの登録に限ることにしました。

これはMLによって有益な情報を集め、それが疫学調査に役立つかどうかを検討しようとするプロジェクトです。多くの情報を収集することももちろんですが、どうか今期のプロジェクトの趣旨を理解していただいて、ご了承下さいませ。

【質問】
このデーターベースの流行情報は日常の診療にどのように役立ちますか。また公的な組織からの発表ですか。

【答え】
両メーリングリスト参加者からインフルエンザ迅速診断キットを用いた診断の報告は、確かなものだと信じております。しかしプロジェクトとしては初めての事であり、疫学調査としてどれくらい事実を反映しているのか全く未知であり、日常の診療に役立つかどうかは分かりません。

またMLに参加者からの有志によるプロジェクトであり、公共機関が発表しているデーターではありません。

どうかこのプロジェクトの趣旨と情報の収集方法をよく理解した上で、ご自身で有益性について判断してください。

【質問】
先生のお作りになった、日本地図入力システム大変興味深く拝見しました。これは、地域の定点感染情報や食中毒情報、各病院検査室を定点にした腸内細菌検出状況などに使えそうですね。

ソースファイルなどをご紹介戴けないでしょうか。

【答え】
MLなどで連絡が取り合える方同士でデーターベースを共有することは、大変便利で日常の診療に即役立ちます。今回紹介したインフルエンザデーターベースも、どのようにデーターベースを構築したか、そして運営したかなどをゆくゆくは公開するつもりでおります。

今回のデーターベースシステムの概略を申しますと、診療所にODNのインターネット常時接続を契約しております、その上にLinuxのサーバーを運営しております。そしてLinux上でPostgreSQLと言うデーターベースソフト(サーバー)を利用しています。そしてホームページとの連携にはPHPという言語でインターフェースを作っています(2001年よりSQLサーバーはMySQL に変更しました)。

一般のプロバイダー(特にインターネット・サービス・プロバイダー:ISP)との契約ではなくて、ちょっと特殊な環境の元でシステムを構築していると思ってください。しかしPostgreSQLとPHPというのは非常に多くのシステムで利用され実績のあるソフトウエアーです。もしよろしければ私のブックマークをご覧下 さい。

http://www.children.or.jp/bookmark/postgresql.html

付け加えますとインフルエンザデーターベースは、西藤のオリジナルのアイデアではありません。岐阜市医師会でもこうしたオンラインデーターベースを用いて情報の収集と報告を市民に行う取り組みをされております。そして全国的なデーターベースをWebで構築してみようと思ったのは、砂川先生のMLでのプロジェクト提案からです。ただ、プログラムは全くスクラッチ(何もない状態から)書き起こしたものです。

プログラム・ソースの公開は、、、それは恥ずかしいから、どうかご勘弁を、。(^^;

隠すつもりはないのですが、まったく「スパゲティー・プログラム」でして、プロのプログラマーならソースを見ないでも何をしているかすぐに分かると思います、システムの担当者に相談してみてください。

【質問】
このシステムは、チェックボタンやテキストを自動的に取り込み、日本地図に自動的に表示する仕組みになっているのでしょうか。

【答え】
う〜ん、うまく説明できませんが、そういう仕組みと思ってください。例えばどなたかがデーターを入力されたら自動的に日本地図の表示も変更されます、でも決して私がいつもそばにいてホームページを書き換えているのではありません。(^^)

リンク

小児科フリートークML(Ped-ft)
開業されている宝樹真理先生(たからぎ医院・東京都渋谷区)が主催されている小児科医のフリートークをテーマにしたML
http://www.ebisu.net/gairaiml.htm

日本小児科医電子メールカンファレンス(JPMLC)
東北大学医学部小児科の根東義明先生が主催されている各小児科分野の症例検討をテーマとしたML
http://jpmlc.med.tohoku.ac.jp/

感染症情報センター
このインフルエンザ流行データーベースのプロジェクトリーダーの砂川富正先生の所属されているセンターです。
http://idsc.nih.go.jp/index-rj.html

MLインフルエンザ前線プロジェクトリーダー:砂川富正 
MLインフルエンザ前線DB管理人:西藤なるを