オルベスコ †概要 オルベスコは「シクレソニド」を主成分とした吸入ステロイド薬(pMDI)で、気管支喘息の治療(長期管理薬)に用いられます。 剤型 †1回の噴霧が、50μ、100μ、200μの3つの剤型があります。 ※ オルベスコ50μインヘラー56吸入用も発売されました(H23.4月7日) 特徴 †肺で活性化されて作用を発揮する「局所活性化型」吸入ステロイド薬です。主成分であるシクレソニドは、肺組織内でエステラーゼによる加水分解を受け、活性体(des-CIC)になります。活性体はグルココルチコ受容体に対して、シクレソニドの約100倍の結合親和性を示します(in vitro)。 肺の組織内で活性化されステロイド薬としての作用を発揮するために、吸入ステロイド薬の副作用である、口腔内カンジダなどの発生は少ないとされています。 長時間作用性のために、「1日1回投与」が可能です。 下の写真はオルベスコの残量計の「ピヨスケ」。1回噴霧量や使用回数の違いで、4種類準備されています。詳細はこちらのページをご覧下さい。 オルベスコでは、握力が弱い患者さんでも容易に噴霧できる補助具の「グリッパー」があります。お子さんに吸入をまかせているご家族がおられますが、意外にしっかりと押せていない場合があります。毎日必ず噴霧しているにも関わらず効果が乏しいときなど、補助具「グリッパー」の使用を視野に入れて見て下さい(※ しかし本当はお子さんにまかせてしまう事が良くないかも知れませんね)。 関連ページ †長期管理薬 吸入ステロイド薬 シクレソニド ピヨスケ 噴霧補助具 帝人ファーマ グリッパー ★ アンケートにご協力をお願いします。 このページはあなたの問題解決に役立ちましたか?
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